*ロンドンから末娘一家が来日。孫の明(アキラ)は5歳になって随分大人びてきた。
早速アキに庭の柿の実を採ろうかというと大喜び。異常気象のせいか実は熟し切って
いないので、酒を噴霧してビニールの袋に入れる。
アキに《お酒をかけると甘くなるのだよ、甘くなったら食べようね》と云ったら彼は
云う《お酒は頭に悪いからボクは食べない》
一言もなかった。
*僕は昔から健康法として筋肉に軽い負荷をかけるために3キロのダンベル2個と、
手首や足首に巻く2個の1キロのソフトアレイを使ってきた。
僕が使うのを見てアキは自分でもやり始めた。《アキ、子供が重いものを持つのは
身体に良くないのだよ、全部合わせたら何キロになると思う》、彼はとっさに
《8キロ》と答えたのには驚いた。
物心ついてからスマホなどをいじっている世代は、僕らの子供の頃とは全く違うらしい。
*山本太郎という子供じみた議員が粗相をしたという記事を読んで思う。
無所属の泡沫議員が天皇に直訴したので国際問題にならなかったが、もし保守系の議員が
自分の言い分を直訴したなら、中国や韓国は《日本は戦前の皇国思想を引きずっている》
と大騒ぎして国際問題になるだろう。
天皇への直訴はやり方によっては大きな国際問題になるという認識がない人間を国会議員
にすることの迂闊さを思う。
《太郎坊や》は原発作業員の悲惨な現状を天皇に伝えたかったそうだが、政治に関与しない
天皇を困惑させるだけの話だ。人間天皇に何を望んだのか。天皇の人権を無視した愚かな身勝手な話だ。
僕は大企業から外れた位置にいたので彼らの横暴さは身にしみて感じている。そしてハイアラーキー
の下部にいる人たちの悲惨さは東電福島だけが特殊なのではない。日本の社会構造の恥部なのだ。
このような状況に身を置いた人たちは、何とかしてこの状況を改善しなければと腐心している。
《太郎坊や》のようなスタンドプレーをしないだけだ。
《太郎坊や》は立法府に身を置いている。立法府とは《law maker》なのだ。
現場の近くで労務改善に努力する多くの人たちを、立法府の立場で掩護するという自分の
本分を忘れた浅薄さが目に余る。