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思うこと〜2015/2/25

またプロレスで悲惨な事故が起きた。商業主義のえげつなさと恐ろしさを思う。
1954年2月に中学2年生の僕は初めて蔵前国技館で友人4人とプロレスを観た。
力道山・木村政彦とシャープ兄弟のタッグマッチだったが、当時はTVの黎明期で
NTVの街頭テレビに人々が群がった時代だったので親に感謝したのだった。
力道山の阿修羅の奮闘に場内は熱狂した。まさにプロレス元年だった。
その後来日したルー・テーズ、ダラ・シン、ジェス・オルテガなどは今でも覚えてい
る。
だが一気に偶像が墜ちてしまった。力道山に喧嘩を売った木村政彦がリングで対
決したときにシャモの喧嘩のような惨めさだった。プロレスは演技だったのだと実感
したのだった。
こうなるとプロレスが生きる道は《グロくて血なまぐさい道》しかなかったのだろう。
いま昔のプロレスの面影を残しているのはメキシコの《Lucha Libre》だと云われる。
 
 
大塚家具のお家騒動で思うこと。
僕は経営ビジョンの論争ではなく単なる権力闘争で闇の世界も利用した醜い場面
を見てきた。
大塚家具の場合は父の保守路線と娘の革新路線の明確な対比がある。この政策
論争は企業としては健全な姿で権力闘争とは全く違う。父娘という関係が物事を複
雑にしているのだろう。
父が娘に経営を任せた以上は腹をくくるべきと思うし、娘の言い分のほうに理があ
ると思うのだが。
 
 
Lauburu | 東京で | 13:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと2015/2/25

春節で訪日した中国人の消費意欲はかなりのものだったようだ。そしてマナーの問題点も指摘されている。
著名な中年男がTVで《日本の商店は目先の利益だけで無礼な行為に目をつぶるな》と熱弁を振るっていた。
だが待てよ。中国は温室ガスや大気汚染で世界を脅かし国内では深刻な水質や土壌汚染が進んでいる。これはインフラ整備が遅れているのを承知の上で、世界の大企業が目先の利益を求めて殺到したからに他ならない。
日本の商店を批判するほうが分かりやすくて格好が良いからね。
 
 
福島の汚染水漏洩を公表しなかったので東電は不信感を買っている。僕は燃料電池プロジェクトの関係で東電の本社に打ち合わせに行くことも多かった。
恐ろしい会社だった。
ずらりと並んだ高級管理職のデスクの前で仕事をするスタッフはシワブキも許されないようだった。そこで言いたい放題の僕は所属企業の上司から《御社は奇妙に元気な人がおりますな》と東電に云われたよと笑われた。
東電のエリート女性社員が渋谷丸山町で屈辱的な死を遂げて週刊誌の格好な種になった。僕はショックだった。彼女は男性でも特殊な感覚を持たなければ昇進できない企業で、女性総合職の重圧で脳の何処かが断線したのだろう。可愛そうに。
この事件について佐野眞一がノンフィクションを出版したので僕は早速読んだ。企業のなかで優秀な女性ほど厳しい立場に置かれて居るという感覚が全く欠如していた。佐野は橋下徹氏の出自を中傷したことで自らに終止符を打ってしまった。
 
Lauburu | - | 17:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2015/2/24

旧友に誘われて《ばくらい》のある居酒屋に行った。《ばくらい》とはホヤとコノワタを混ぜた塩辛で飲み助にはたまらないアテだというが、コノワタ好きの僕はホヤは生臭くてイヤなのでコノワタが哀れだと思うだけだった。
東北の人にホヤは生臭いと云ったら:《アナタは新鮮なホヤを食べたことがないからです、今はロシアや中国から輸入しているので新鮮でないので美味しくないのは当然です》と云われた。
 
 
また新宿歌舞伎町で事件が起こった。僕は仕事で歌舞伎町に行かざるを得ない人が災難に遭うのは気の毒だと思う。
だが遊びで歌舞伎町に行って災難に遭った人には《オマエはアホか》と全く同情しない。
何処の国の大都市にも足を踏み入れてはいけない地区がある。
25年前にマドリードに住み始めたときにあちこち歩き回ったのだが、目抜き通りのグランビアの北のチュエカに行ったときに恐怖感を覚えた。昼間からラリッテいる人間があちこちに居る。逃げ帰った。調べたら犯罪多発地区だという。知らないということは恐ろしい。
面白いことにチュエカにはゲイが集まり初めて、ゲイタウンになってから世間の注目を浴びて治安が一気に好転したという。去年、おっかなびっくり訪ねてみたら落ち着いた地区になっていた。有名なサンフランシスコのビクトリア風の家が並ぶゲイタウンの風情とは格段の違いはあるが。
 
Lauburu | 東京で | 15:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと2015/2/18

僕は日本に居るときには見逃さない番組がある。NHKTVの《日曜美術館》で今回は相田みつお氏がテーマだった。
僕は社会に出る前に人一番勉強したつもりだったが、社会に出てみると屈辱感と挫折感だけだった。そのとき出会ったのが相田みつお氏の書:
雨の日は雨の中を
風の日は風の中を
だった。よし、もっと勉強しよう。
いまの日曜美術館のDJの伊藤敏江氏と井浦新氏は素晴らしい。だが僕は昔にDJをした《はな》氏が印象的だ。嫉妬を覚えるほど感性の鋭い人だった。
 
 
日曜日にTVで《東京の100年》という番組を観た。東京育ちの僕には懐かしいカットが沢山ある。だがショックを受けたのは昭和18年に神宮外苑競技場で行われた《出陣学徒壮行会》のカットだった。雨の中、東条英機の観閲下で学生服と角帽を着けた学生の分列行進だった。何割が生き延びられたのか。
驚いたのは行進曲だった。毎年神宮外苑で1月中旬の早朝に行われる警視庁の分列行進曲と同じなのだった。調べてみると《帝国陸軍分列行進曲》だった。知らないと云うことは恐ろしいことだ。
 
Lauburu | 東京で | 12:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと2015/2/12

ISILの暴挙を考えると同時に、僕は労働力減少に直面する日本の移民受け入れ政策を考える。
英国でパキスタン系の過激派が目立つ。彼らの祖父の時代は貧しく動乱の祖国より旧宗主国の英国に住む有り難さを思ったのだろう。しかし彼らの二世や三世は英国で生まれ育ったのに、この差別は何なのだと思う。移民受け入れの難しさだ。
フィリピンから老人介護の卵を受け入れるのは結構だ。だが年齢的に体力が衰えたときに管理職に導く体系がなければ人間の使い捨て煮過ぎない。
フランスのアルジェリア人、ドイツのトルコ人、スペインのモロッコ人移民との軋轢を見ても分かることだ。
僕は移民受け入れに反対するのではない。人間を受け入れる以上は経済原則で判断するのは間違いだと云うことだ。
 
 
ISILの出現の起源を米国のイラク介入に求める人が多い。僕は西欧文明とイスラム文明の対比を知りたくてバーナード・ルイスをかなり読んだが、彼はユダヤ系の英国人であるが米国のブッシュ政権の中東政策のブレインになった。
彼はサダム・フセインのイラクへの強硬論者でイラク戦争の引き金を引いてしまった。一人の誤った判断が現在の惨劇の基になったことは本当に恐ろしい。
 
 
24歳のときに今は解散したK貿易会社のM社長から《今回弊社が配給する007のDr.Noは面白いですよ》と云われた。邦題は《007は殺しの番号》でショーン・コネリーに痺れてしまった。
それ以来僕はMI6やCIAを調べてみたが長い年月で人材を育て膨大な金を注ぎ込んでいるのを知った。外交官が得るインフォーメーションよりも隠微で精緻なインテリジェンスを集める諜報機関だった。
政府は海外の邦人救出に自衛隊を使いたいらしい。だが無事に救出するには高度のインテリジェンスが不可欠だ。インテリジェンスがない状況で自衛隊がどのように救出活動が出来るのか。
有効な諜報機関の育成には最低10年は必要だろう。議論が逆転しているようだ。
 
Lauburu | 東京で | 15:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2015/2/11

《栃木県の市立中学校で50代の男性教諭が「イスラム国」の人質となって殺害された後藤健二さんの遺体の画像を社会科の授業で生徒に見せていた。(毎日新聞)》
どのような目的であれ死者の尊厳と親族の悲しみをおもんばかれない精神とは如何なるものなのか。
言葉や文書で訴える能力のない人間のむなしさを感じる。教育者としては致命的欠陥だ。
 
Lauburu | 東京で | 14:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと2015/2/9

原油を巡る駆け引きが続いている。原油に限らず資源の枯渇は不可避なのだろう。
社会に出て数年の若い頃に3年後輩と安飲み屋で飲んだときだった
《イマイさんはお金持ちですか》《?》《お金があったら東京都のゴミ捨て場の夢の島の権利を買った方が良いですよ》《?》《イマイさんは変人だから分かると思うのですが夢の島は将来には宝の山になりますよ》
50年前にこのような発想をする人間がいたのだった。
超一流大学を出た彼は僕と同じように出世しなかった。
 
シリア渡航問題での両者の言い分はよくわかる。だが旅券を返納せねば逮捕すると言われて従順に従った自称ジャーナリストとは何者なのか。逮捕されても斬首 や焼殺されるわけでもなし。報道の自由を守るなら旅券の返納を拒否すべきで法廷論争にすべきだった。このような覚悟がない人間が動乱のシリアで何が出来るのか。僕は失笑を禁じ得なかった。
 
Lauburu | 東京で | 14:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2015/2/5

12歳の少女がヘリウムを吸い込んで失神したという。
息を止めるとだんだん苦しくなるのは肺の中の酸素が少なくなるからだが、窒素やヘリウムのような不活性ガスが一気に肺に入ると瞬時に意識を失う。
昔、工場の建設現場で空気を窒素でパージしていたときだった。パージの完了を確認するためにサンプルを採取に行った作業員が突然昏倒した。窒素を吸い込んだのだ。幸いにも建設現場なので溶接用の酸素ボンベで酸素を嗅がせて救急車を待った。
彼は回復したが医師は云った:《脳細胞は酸欠で瞬時に破壊されるのです。処置が遅れていたら廃人になっていたでしょう》
音は伝達媒体によって変化するというのは物理学ではよく知られているのだが、興行のために子供にヘリウムを扱わさせる愚かさは何処から来るのだろう。

 
 
人気のあったヴァージンアトランティック航空に続いてカタール航空も日本路線から撤退するという。羽田の発着枠が取れなかったためらしい。
ロンドンのヒースロー空港から都心のパディントン駅までは列車で15分、マドリード空港から都心までは地下鉄で20分。
仁川空港やチャンギ空港がアジアのハブ空港にはなっても不便な成田は無理だ。
僕は羽田の他に米軍の横田基地も利用すべきと思っている。
成田空港への莫大な投資は将来のためには《所詮は埋没原価》に過ぎない。
 
 
 
Lauburu | 東京で | 16:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2015/2/4

以前親友が話してくれたこと。義弟でイスラム教徒のトルコ人が日本で他界したときのことだった。イスラム教徒は魂が戻る肉体の保存のために火葬はせずに土 葬をするという。日本では天皇を除いて火葬が原則なので本州では山梨県の富士の裾野にイスラム教徒のための土葬墓地があるだけだそうだ。
ヨルダン空軍士官の殺され方はイスラム教徒には耐えがたい苦しみだろう。ISILは自分たち以外は堕落の民草と断じたのだろう。これはISIL大失態で世界を敵に回してしまった。
ドラキュラのモデルになった東欧の君主は、敵の戦意をくじくために捕虜を串刺しにしてこれ見よがしに展示したという。中世の話だ。
ISILのやり方はトルケマーダが主導した中世スペイの異教裁判を思わせる。
Lauburu | 東京で | 15:54 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
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