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思うこと〜2015/3/29

カーキチだった僕は30歳のときに東京芝浦のヤナセのショールームに出かけた。セールスマンは白手袋をして車に手垢をつけないようにしていて説明も丁重だった。だが目を見ると《ここはキミのようなビンボー人が来るところではないのだよ》と云っていた。このヤナセ商法は破綻して今の若い人はヤナセを知る人は少ないだろう。ヤナセ商法の踏襲者の大塚家具の父親が株主総会で敗北したという。ときの流れだろう。


日本のプロ野球が開幕したが僕は全く興味がない。MLBの落第生の松坂や西岡や福留が高禄を食んでいるのがバカバカしいから。MLBに13,000円振り込めばインターネットでレギュラーシーズン2430試合をライブで見ることが出来る。東京でもイルンでもイギリスでもお気に召すままだ。MLBの球団では290人の選手が切磋琢磨しているが日本は70人に過ぎない。短期決戦では日本は米国を凌駕するので浮かれているようだが、これは真珠湾で勝った勝ったと思い上がって惨敗した教訓を忘れている。


恐ろしい航空機事故が起こった。僕はとっさに思い出した。1982年の43歳のときに起きた日航機の羽田沖での墜落で24名が亡くなった事故だった。心神耗弱の片桐機長が着陸前にエンジンを逆噴射したためという。僕は御巣鷹山の事件は風化しないが羽田での逆噴射は忘れ去られたのを極めて懸念していた。どのような人間でも狂気を持っているのだということを忘れている。ムンクの絵画やポーの小説が支持されるのは裏に潜む狂気の訴求力だろう。年を経て僕もそれなりの地位になったが何時も自問したのは《オマエは正常なのか》と云うことだった。
 
Lauburu | 東京で | 13:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2015/3/26

ルフトハンザのLCCの事故で150人が亡くなったと聞いてショックだった。ルフトハンザを最も信頼していたから。7年前にマドリード空港でエスパネール(Espanair)社の航空機が離陸に失敗して150人以上が死んだときのエスパネールの対応は無責任そのものだった。そして今はエスパネールは運航を停止している。娘たちの家族が日本に来るとき帰るときに僕は何時もインターネットで運行状況をチェックしている。航空機の事故率は小さいが事故が起きれば一蓮托生だから。航空機のような重いものが空中に浮かぶこと自体が不自然だと何時も思っている。


高校野球のアナウンスで《良く鍛えられていますね》というのは変だと思いませんか。《鍛えてますね》という自主性が何も感じられない。日本社会の前近代性のボロが垣間見える。


ホンダの軽量スポーツカーのS660をメディアが露出するたびに年甲斐もなく僕はドキドキする。僕が社会に出て1年後の1963年にホンダはスポーツカーS500を発表したので早速渋谷区松濤町の営業所に見に行った。価格は47万円で当時は大金だった。そのスタイルに感動した僕は父に借用をお願いして許可されて早速予約した、だが一向に販売されない。販売店に訊いたら500ではパワー不足で600を開発中だという。そしてS600を僕が手にしたのは1964年のことだった。電動モーターのようなエンジンの高速回転を可能にする品川製作所の4連気化器、後輪のチェーンドライブ、ナルディータイプのハンドル、ハンドルを手にしたままで操作できるピアノタッチのスイッチ。このときに感じたホンダの斬新さを決して失って欲しくないと思うのは僕だけだろうか。
 
Lauburu | 東京で | 17:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2015/3/24

高校野球や大学野球で試合開始と終了時に何でサイレンを鳴らすのかと思いませんか。僕も不思議で父に聞いたことがあった。むかしプロ野球など影が薄かった時代には甲子園も神宮も満員で次の試合のためには応援団の入れ替えが必要だった。そこで入れ替えの準備のために試合開始と終了の合図にサイレンを鳴らして場外の応援団に知らせたらしい。
僕がTVの映像で鮮明に記憶しているのは33歳の若き弁護士のリー・クアンユー氏だ。
英国から独立してマレーシア連邦を形成するとき、初代首相のアブドラ・ラーマンは華人が主流のシンガポールの参加はマレー人の利益を損ねるとシンガポールの参加を拒否した。シンガポールの指導者のリー・クアンユーは拳を握りしめて悔し涙を拭っていたのが心にしみついたのだった。
少数が独立の運動をするときスリランカでもバスクでもカタルニアでも流血の悲劇が起こっている。その点でシンガポールは歴史上の特異な例ではないだろうか。
僕は国内航空も必要としないシンガポールで、リー氏が国際航空で世界のトップに立つことを発想した頭脳構造に何時も興味を持っていた。
リー氏の強権政治を批判する人も多い。それだけに次のような惹句が印象的だ:
Singapore is a fine country.
 
僕は決して博愛主義者ではないし生物学者でもないが動物園や水族館に行くとこれは人間の思い上がりだと何時も感じる。
葛西臨海水族館でクロマグロが絶滅したらしい。大海原を自由に泳ぐクロマグロが狭い水槽に閉じ込められれば精神障害を起こすに違いない。集団自殺ではないだろうか。
マグロの養殖や畜養業者は恐れているようだが心配無用だと思う。マグロが精神障害を起こす前に貪欲な人間の胃袋に入ってしまうから。
僕は学生時代に読んだE=MC2の著者ピエール・ブールの《類人猿の惑星:Planet of Ape》を読んだとき人間の思い上がりを見事に描いているなと思ったのだった。
 
 
 
Lauburu | 東京で | 13:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2015/3/21

いま《1984》を書いたジョージ・オウエルが生きていたら《2034》を書くのではないのだろうか。                                      世界での米国の影響力が衰え、EUの結束と力は強力なものではなく、ロシアのプーチン独裁は進むばかり、習近平の権力集中は世界の驚異ではあっても中華思想は世界を納得させる論理性は何一つない。その隙間にイスラム過激思想が勢力を伸ばしてきた。                              《西欧的唯我独尊思想》、《西欧への劣等感への裏返しのロシア的虚勢》、《世界では通用しない傲岸な中華思想》、《反西欧思想を糧とするイスラム過激派》。これだけの題材があったらと思うと自分の思考力の貧しさを痛感する。


誇大妄想の習近平がサッカー王国にすべく号令をかけたという。笑い出してしまった。オリンピックで金メダルを荒稼ぎしている中国だがサッカー、野球、ラグビーは異次元のスポーツだということが分かっていない。サッカーは長い歴史を持ち代々子供のころから馴染む必要があるスポーツだ。少林寺拳法の少年たちを鍛えてサッカー版の星飛雄馬を11人揃えるつもりなのか。京都大学でも学生日本一になったくらい分業化が進んだアメフットを強化して米国を叩こうと云った方が未だ現実味がありそうだ。
 
Lauburu | 東京で | 13:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2015/3/16

1962年に公開された、若き日の森繁久弥、加藤大介、三木のり平、フランキー堺、小林桂樹が出演した《社長洋行記》をTVで見直して笑い出した。
香港行きのPanAmの機内で魔法瓶の熱燗を飲みながら重詰めのクサヤ、らっきょう、沢庵をつまんで周囲の顰蹙を買い、香港のホテルでは浴槽の外で身体を洗って水漏れを起こす。
中国人旅行者を笑う人には是非見て欲しい映画だ。洗練には時が必要なのだ。
1962年に社会に出た僕は上司が外国に出張する時に羽田の特別室を借りて一同が水杯を交わしたのを思い出す。
 
 
最近不条理な事件が相次いでいる。これを不条理だ、けしからんと片付けるのは容易だがそれで良いのだろうか。                          人間は本質的に矛盾した混沌たる存在なので、人間の行動を科学的合理主義で理解しようとするのは不可能だと認識することを出発点にすべきなのだろうと自戒する。                                                                                                                                        以前スペインで本を読んでいるときラテン語の《credo quia abusurdum est》という言葉に出会った時は困惑した。もちろんラテン語-西語の辞書は持っているが文法を理解しないと辞書のひきようがない。しかしこれがその本のキーワードであるので必死に推測した。半日考えてやっとスペイン語にすれば《Lo creo porque absurdo es:不条理であるがゆえに私はそれを信じる》ということだろうと理解した。   そのとき突然、学生時代に読んだ埴谷雄高氏の評論集:《不合理ゆえに吾信ず》を思い出した。                 自分の理解の外側の事象を不条理と片づけるのは思考の衰退だと感じる。
 
Lauburu | 東京で | 16:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2015/3/14

広尾商店街にできた小さなフライドポテトの店が賑わっている。並んでいる人に訊くとベルギー風のものらしい。
僕はスペインのTVでフライドポテトの歴史を辿る2時間のドキュメンタリーを見て驚いた。フライドポテトはヨーロッパの歴史といってもよいらしい。日本で云えば漬け物に相当するのかも知れない。
しかし欧州でステーキの脇にドバッと盛られたフライドポテトを見て怖じ気づく僕は、フライドポテトにマヨネーズをつけて食べる気には到底なれない。
故米原万里氏は云っている《味覚こそは究極のナショナリズムだ》と。白いご飯に漬け物に惹かれる歳になったようだ。
 
 
北陸新幹線が開通した。思い出す。
東海道新幹線が開通したとき懐疑的な人も多かった。阿川弘之氏は万里の長城やピラミッドに匹敵する愚挙と酷評し(後で全文を取り消したが)若かった僕はそんなものかと思ったりして後で反省したものだった。
静的(スタティック)な社会に斬新なシステムを導入するとき無駄と思えることがある。しかし斬新なスステムが有効に機能すれば静的な社会は動的(ダイナミック)な流
動化を始めて新たな静的状態に向かうのだと知った。
まさにマーケッティングの基本で、市場調査とは《もしこの事業を行ったら社会はどのように振れるのか》を見抜くことなのだと知ったのだった。
 
Lauburu | 東京で | 15:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2015/3/13

札幌と大阪を結ぶ寝台特急《トワイライトエクスプレス》の運行が終わった。一時代の終わりなのだろう。
僕が高輪に住んでいたとき、東京と博多を結ぶ寝台特急《あさかぜ》の食堂車を運営する会社の厨房と社員寮が目の前にあった。我が家で集まりがあると此処に料理を依頼すると近隣のよしみで喜んで応じてくれた。昭和30年代の中盤のことで料理の質の高さに満足したものだった。
社会に出る前の昭和37年3月、僕は九州旅行を思い立って初めて《あさかぜ》に乗ったのだった。
 
 
マスメディアのニュースは主観によって編集されているので真に受けてはいけないが、鳩山がクリミアで《日本人は洗脳されている》と云ったそうだ。大きなお世話だ日本国民は君ほどアホではない。
メディアは鳩山を宇宙人と云っているが絶対にこのようなことを云ってはいけない、宇宙人に対して失礼すぎる。それにしてもどんな連中が鳩山を利用しているのだろうか。
 
Lauburu | 東京で | 16:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2015/3/12

農水省の政務次官が病院に逃げ込んだという。僕は若い頃に企業のある実力者に教わったことがあった。
《政財界の実力者は微妙なことをするときには絶対に口の硬い料亭を利用している。そこに料亭の存在価値がある。銀座や六本木では必ず密告されるからだ》
僕は目くそ鼻くそだと思うが、病院に逃げ込んだ政務次官の迂闊さに失笑する。
 
 
ルーピー鳩山がまたまた浅薄な道化を演じている。彼が首相の時代にワシントンポスト紙が彼をloopyと云ったとき、僕は鳩山を馬鹿にしていたけれども一国の宰相をルーピー(馬鹿,間抜け、狂人)とはあまりにも失礼だと腹をたてた。
その後、オバマ大統領が沖縄基地の問題を懸念したときに、鳩山は《trust me:私にお任せあれ》と云った。彼はどのような文脈の中でトラストミーと云ったのだろう。
経歴書で彼は米国西海岸の名門スタンフォード大学出と云っているので流暢な英語の中で《trust me》と云ったと思って調べたら、通訳を通しての会談で《トラストミー》だけは自前だったらしい。もしかして学歴詐称ではないのか。
仕事でスタンフォード大学に行ったことがあった。サンフランシスの南東の車で1時間のところで気が遠くなるほどのキャンパスの広さで維持も大変だろう。
鳩山は幾ら寄付して卒業したのか。
 
Lauburu | 東京で | 13:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと2015/3/6

多摩川の河川敷での不幸な事件は痛ましいが、TVがこれでもかというばかりに特集を組むのにはうんざりで見ていない。あとは冷静に司法の裁定を待てば良いだけだ。
僕は主犯の18歳もまた被害者ではないのかと思うようになった。彼の父親の言動はTVのワイドショーのコメンテーターのように無責任そのものだ。
このような父親に育てられた子供はどのような人生を辿るのだろう。僕はこの父親の心性を知りたい。
 
 
美濃加茂市長の裁定を聞いて日本の司法には大津事件の児島惟謙の精神が健在なのだとホッとした。
セウォル号事件、ピーナツリターン事件、産経新聞支局長事件への韓国司法の態度を見ていると権力者や世論へのへつらいが見て取れる。
駐韓米国大使への傷害事件に米国は厳罰を要求しているという。韓国司法は児島惟謙の毅然とした態度を取れるのだろうか。
 
Lauburu | 東京で | 13:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2015/3/3

僕は和歌山の太地町のイルカ追い込み漁に、西欧のグリーンピースが乗り込んで
きて妨害したり町民を脅かすのを聞くと子供のころの苦い記憶がよみがえる。
敗戦後の貧しい時代に栄養失調で苦しむ僕らを横目に、栄養満点の米軍族は霞町
(西麻布)の一角を占有して夏はプール遊びをしていた。西欧諸国は中東でも同じ
ことをしたが、日本人と違って確固たる宗教概念を持つムスリムは嫌悪感と反感を
募らせていった。
当時米国に行ったムスリムは男女が集まってフォークダンスをするのに仰天したと
いう。今のポルノ全盛の西欧の風潮は世の終わりだと思っても不思議ではない。
ムスリムが西欧文化が至上と思い上がることに反発するのは当然だろう。
僕はイルカ追い込み漁に対するグリーンピースの思い上がりは許しがたいと思っ
ている。お前たちが世界の正義だなどとは絶対に思わないと。
僕はISILの残虐行為を是認はしないが、西欧至上社会の変曲点に来たのだ、西欧
文化が絶対ではないのだという重大な課題を突きつけているのだと思う。西欧文化
は切り抜ける能力はあるのだろうか。
 
 
僕が5年前に買った中国製の自転車と同一のものが、乗車中に破壊して重傷を負
って係争中という記事を読んだ。
僕はインターネットで買った直後に余りにも精度が悪いのでお蔵入りさせたが正解だったようだ。
その後スペインの自転車店で同じタイプの自転車を見て回ったが中国製であっても日本の価格の5倍はしていた。

中国製が悪いのではなくて日本の自転車販売業者が安全性を軽視していることの証左なのだろう。
安売り自転車は命にかかわる問題を起こすようだ。

 
Lauburu | 東京で | 13:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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