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恵比寿にて〜2015/10/29

欠陥マンション発覚から一級建築士諸氏がコメントを披瀝している。僕が25歳のとき神田のC.E.タトル商会で買った帝国ホテル設計者の巨匠ライトの自伝を読んで刮目した:《私は平凡な妥協を選ぶよりも自分の信念に基づく孤高を選ぼう》
日本の一級建築士は30万人といわれ、人口が日本の3倍の米国の建築家数は
10万人だという。米国でアーキテクトの社会的地位が高いのは単なる建築技術者ではなく社会科学を咀嚼した幅広い人格を持っているからだ。
自分の部署の一級建築士を海外物件の調査に派遣するとき、僕は名刺にアーキテクトを名乗らせなかった。恥をかかせたくなかったから。誇り高き彼らは不満だったようだが僕ははねつけた:《君が一級建築士ならオレは特級建築士だ》
 
Lauburu | 東京で | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2015/10/28

スペインのカタルニア自治州での独立機運が高まっている。決意は分かるが実現にはスペイン憲法に照らして難関が横たわっている。
僕は40年前に米国を3年間レンタカーで仕事で走りまわった。そこで知ったのは米国は肌の色が異なった人間の集合体で、地域によってその色の配合が異なるということだった。しかし俯瞰して見ればその多く色はバラバラではなくスーラの点描のように合衆国を形成しているのだった。僕は色々な出自の米国人の家庭で食事に招かれたが料理はお国料理だった。画一的なハンバーガーやフライドチキンチェーンは経済的利点の裏に多民族国家の米国の自己同定(アイデンティティー)を求めたものではなかったか。
スペインはが色も織り方も違う16の自治州がパッチワークのように縫い合わされた国だ。スーラ点描の米国とは全く違う難しさをはらんでいる。
 
Lauburu | 東京で | 16:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2015/10/25

賃貸ビルの建設監理責任者になったとき、僕はゼネコンを全く信用していなかったので真っ先に自前の工事監理スタッフを育てることに取りかかった。ひどい抵抗に遭った。《ゼネコンには有能な工事監理がいるのに人件費の無駄遣いだ》。《ゼネコンの工事監理者がオーナーの立場で発想はしませんよ》。《君は性悪説をとるダメ人間と有名で流れ流れて当社に来たのだろう。拾ってくれたのを感謝すべきだ》。《会社にきてお友達と和気藹々としているあなた方は自分を恥ずかしいと思いませんか》。会議室での怒号のやり合いは当時は有名だったらしい。僕は感謝している。当時のM社長が《君を信用するよ》と云ってくれたことだった。
 
Lauburu | 東京で | 13:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2015/10/22

ラグビーフィーバーも落ち着き始めたようだ。思い出すのは以前のイングランドのキャプテンでCTBのカーリングだ。厳格な風貌と闘志あふれる突進力と冷静なキャプテンシーは素晴らしかった。
日本では殆ど知られていないが氏と故ダイアナ妃との親密な間柄は噂になったものだった。日本のラグビーの英雄たちは軽佻浮薄のマスコミに自分を安売りして欲しくない。

Lauburu | 東京で | 12:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2015/10/18

我が家の南側の手の届きそうなところに13階建てのマンションが建設中で足場を外し始めた。どのような外装なのかを見に行き初めてじっくりと宣伝看板を見た。
旭化成の都市型マンション《アトラス恵比寿:55平方メートルが中心》とあった。横浜で杭工事を偽装した張本人だ。マンション人気のある恵比寿地区は坪単 価は400万円を超えているので一戸当たりは7000万円くらいだろうと思う。金をドブに捨てるようなことになりかねない。日本の新築物件至上信仰の陥穽 だ。
僕がマドリードで築後17年のマンションを買い13年後に売却したとき価格は倍増していた。ロンドンはもっと顕著らしい。長い歳月を生き抜いてきた物件は信用できると云うことなのだろう。
Lauburu | 東京で | 13:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2015/10/16

日本ラグビーの主将マイケル・リーチの論評:《勝因は英語力だった》で思い出すことも多かった。
ラグビーのレフェリーは他のスポーツと違って試合を演出する演出家だ。スクラムを組むと防御側は出来るだけ早く相手を潰そうと前に出たがる。レフェリーは防御側が反則をしないように《一歩さがってください》という。防御側が従うとレフェリーは《ありがとう》という。リーチは演出家との良好な関係の重要性を云っているのだろう。 
むかし秩父宮ラグビー場で汚いヤジをとばす人がいたとき、レフェリーが飛んできてスタンドを指さして《汚い言葉は慎んでください》とたしなめた。この紳士のスポーツはW杯が始まって様変わりした。イングランドが優勝した2003年のW杯オーストラリアでのイングランドとオーストラリアの決勝戦で、神がかり的なキックをしたウイルキンソンがキックをするときに集中力を乱す口笛の大合唱が起こったのだった。
軽佻浮薄なテレビが浮かれているが、僕は今の日本ラグビーの国際化の基礎を作ったイギリス英語の達人の故金野滋氏を思い出す。
 
 
Lauburu | 東京で | 14:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2015/10/8

日本は何でもある国だなとは思っていたが、まさかスーパーでスペインのニンニクまでと驚いた。目の付け所は良し。日本では女性はニンニクの臭いを嫌う人が多いしJames ClavellはSyogunの中でkoreanをgarlic eaterと表現している。スペイン料理ではニンニクをふんだんに使うし、サラダにもみじん切りを混ぜたりするがニンニク臭い人に会ったことがない。土壌が違うのか種が違うのか。マドリードの僕を訪ねて8回も訪ねてきてくれた故K氏がニンニクの大袋を居酒屋仲間に土産に持って帰った気持ちが良く分かる。スペインではニンニクを《アホ》と言い雌の成牛の肉を《バカ》という。パックツアーの添乗員の受け狙いの台詞:《スペイン人はアホで香り付けしたバカを食べるのです》。添乗員さんご苦労様です。
 
 
ノーベル賞自然科学の分野で二人目の受賞者。別に驚きもしない。日本はそういう国だと思っているので。以前から云われることだが韓国はこれがしゃくの種らしい。僕は5歳の時に疎開先で朝鮮人移住者に餓死を救われた。それだけに韓国には申し上げたい。《日本の脚を引っ張っても自分の身の丈は伸びませんよ》。《初等教育で反日を教え込むよりも世界を見つめる目を植え付けるほうがお国のためですよ》
 
Lauburu | 東京で | 14:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2015/10/2

僕はなぜFBやブログで自分の備忘録として過去の文言を引用して駄文を書いているのかと思う。僕が6年間過ごした麻布学園では殆どが読書家だったがひけらかすのは御法度だった。《太宰はこう云っているよ》などと云ったら《イモ》《イナカっぺ》と軽蔑された。本を読んで自分の言葉に咀嚼して発言しなければならなかった。そこで麻布の連中は面白いが本を読まないという愚かな誤解が生まれたのだった。僕も何度も《へぇ〜、そんな本を読んでいるの》と云われたことか。僕は平然として《田舎秀才にオレが分かるのか》と無視するのだった。高齢になったいま《多少は本も読んでまっせ》というのをお許しあれ。
 
Lauburu | 東京で | 16:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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