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思うこと〜2016/2/29

車を運転中に心臓動脈疾患で急死して重大な人身事故を起こしたという。脳梗塞を起こしたときに撮った脳のMRI断層写真を見て考えこんでしまった。ショックだった。このような複雑な脳が76年も無事故でいたことのほうが不思議だったから。これを境に僕の人生観は全く変わった。人間の身体には何が起こっても不思議はない。その覚悟をしておかなければならないと。年齢とは関係なく。
 
 
人間の行動様式を顧み始める。ベルリン五輪での《前畑頑張れ》を絶叫した河西三省アナ。僕はラジオの録音を聴いても何を云っているのか分からなかった。分かったのは《カッタ!カッタ!》という言葉だけだった。河西アナはこの絶叫を恥じ入っていたという。真面目な人だったのだろう。早番の任務が終わって風呂に入っていたときにニュース担当のアナが見当たらないので急遽河西アナが呼び出された。氏はマイクの前での第一声は:《裸で失礼します》
 
Lauburu | 東京で | 13:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/2/28

《街路樹などに集まり糞や騒音をまき散らすムクドリを追い払うため、千葉県我孫子市が天敵のタカを使って効果を上げている》。
ムール貝の産地のスペイン・ガリシア地方でも鷹匠を雇ってカモメの糞害を防いでいる。カラスの聖域である広大な白金自然公園のある白金台、恵比寿、上大崎の早暁はカラスのわめき声でぶち壊される。人は云う:《カラスにも生存権があるんだよ》。高杉晋作は云う:《三世世界の鴉を殺し主と朝寝がしてみたい》
 
 
キャッチコピー《死ぬときぐらい好きにさせてよ》と絵画オフィリアを模した樹木希林の入水の図を見て僕は思った。《こんなにグロい物を見たことはない》と。真面目に死を見つめているとは思えないからだ。僕はロンドンに行く機会があれば必ずテート美術館に行く。大好きなターナーのコレクションがあるから。夢の光の世界のターナーをゆっくりと味わった後で、一呼吸入れてから死の世界のオフィリアに行くのだった。老人ホームの事業化が人口に膾炙されるようになったとき、君の意見を聞かせて欲しいと上司に米国の老人ホームの視察に連れて行かれた。僕の結論は《米国では寝たきり老人は作りません。日本のように身体中にパイプを入れ込んで生きさせられている老人はいません。絶対に老人ホームの事業化を考えてはいけません》。
 
Lauburu | 東京で | 15:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/2/26

日本の野党再編成は二番煎じで興味がないが、日本を揺さぶりかねない米国のトランプ旋風には興味がある。放言の連発はメディアの好餌になっているが何故支持が広がっているのか。僕は3年間米国で仕事をしていたので良く分かるのだが、米国人にとっては《アメリカは美しく強くなければならない》が理想なのだ。トランプ氏はまさにこの点をついている。中国が覇権を目指しているときに最大の同盟国の英国はヒトラーを増長させたチェンバレンと同じような行動をとっている。表面には現れないがトランプ氏への支持は意識化の《強いアメリカを取り戻そう》という心情があると思う。
 
病気になってもう一度人生を考えようとインターネットを検索する。寒気がする言葉に出会った:invisible people(歯牙にもかけられない人間)。homelessなどはまだは暖かい言葉だと思う。
 
 
 
Lauburu | - | 14:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/2/23

僕の家の近辺に13階建てのマンションが3棟立ち上がっている。地価の高いところなので建築基準法の限度で高層化するのは当然だろう。高層住宅に囲まれて僕の家は日照時間が短くなってはいるが
自分の土地を踏みしめる贅沢をかみしめている。人間には地べたが必要なのだと。10分以内に恵比寿三越、広尾明治屋、白金マルエツがあるので生活には不自由はしない。これにアマゾンを利用すれば充分だ。タクシーは何時でも拾える。いま住んでいる不動産を整理して高級老人ホームに入ることも調べた:《オレは至れり尽くせりのここに入ったら一気にダメになるだろう》。たとえ惨めな末路になっても今まで通り独立独歩を貫こうと思ったのだった。
 
 
高校時代に父が《銀ブラ》というのは《銀座をブラブラする》というのではなくて《銀座のパウリスタでブラジルコーヒーを味わう》ということなのだと教えてくれた。なんて情緒のあることか。今の銀座を歩いて目に入るのは:グッチ、ブルガリ、シャネル、ダンヒル、エルメス、アルマーニ、H&M、ユニクロが偉容を誇っている。この偉容が銀座を高めるのだろうか。否。銀座は二流に転落してしまった。僕は数年間銀座の事務所で仕事をしていた。銀座の優れたところは老舗と振興店舗が微妙に融合して《銀座文化》を醸していた。それが消滅してしまった。それはもう文化を発信する銀座ではない。銀座4丁目交差点から数寄屋橋に向かう左側のビルの3階にあった洋書店イエナは消えている。ペンギンブックスの本を良く買った貴重な書店だった。《銀座でブランド物を買おう》も《銀ブラ》かもしれないが。
 
Lauburu | - | 20:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2016/2/21

バレンタインデー、それで笑い話を思い出した。僕が40歳位のとき洒落者の部長が《君はバレンタインデーを知っているいるかい》《はい中学3年のと きに知りました》《君が中学生のときにバレンタインデーがあるわけがない、知ったかぶりするな》《バレンタインデーの大虐殺ですよ,ご存知ですか》《マサ カ!》《部長は洒落がお上手ですね》《?》《むかしアルカポネの縄張りを侵したギャングを部下に襲わせて6人を皆殺しにしたのです。有名な St.Valentine's Day Massacreです。モノクロ写真ですが血の海のなかに死体がゴロゴロという気持ちが悪いものでした》《相変わらず変な奴だなキミは》《…
 
 
北朝鮮が拉致問題の中断を通告した。拉致問題について僕は持論を広言したことはないが、聴いた人には叱責される。《人非人、極右》と。学生時代に読んだ会田雄次氏の『アーロン収容所』。ビルマで戦犯に問われた死刑覚悟の毅然とした日本軍人に英国軍のとった行動は、本国に伝えたところ情状酌量の余地があると云い、やはりダメだったと云う。これを繰り返すと毅然としていた日本軍人も命乞いをするようになる。そこで満足して刑場に送るのだった。拉致問題を日本国民が金正恩にもてあそばれる材料にしてはいけない。物事を解決するのには逆張りも必要なのだ。
 
 
Lauburu | 東京で | 12:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2016/2/16

シモネタ議員が辞職したというので思い浮かぶ。ドンキホーテとドンフアンほど曲解されている人物はいないのではないだろうか。ドンフアンを創出したのはス ペインの修道士Tirso de Molinaと知る人は稀だ。モリーナの著書:《セビリアの色事師あるいは寡黙な紹客(El burlador de Sevilla o El convidado de piedra)のなかにドンフアンは現れる。色事師ではあっても断固とした美学を持っている。Don Juan Tenorioの印象的な台詞がある:
《私は神なる天に声をかけた。しかし天は答えなかった。天の扉はおれには閉ざされているようだ。私の脚は地上を行くだけだ。その結果の責任は天が負え。私は知らない》
Lauburu | 東京で | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2016/2/10

僕が軽い脳梗塞を患ったときに心配してくれたイルンの人たちに報告した。
Como siempre antes de amanecer, paseo por las calles muy silenciosas.
Agradezco que he recuoerado mi salud gracias a las atenciónes de ustedes.
 
 
今朝、ウオーキングしていたときに白金台で脚が不自由な小型犬を連れた高齢の婦人に会った。婦人は愛犬に《ガートルード頑張って歩きなさいね》と声をかけたので、僕は一瞬婦人顔を見たら婦人と偶然目が合った。僕は《ラストネームはスタインですか》と云ったら優しい眼差しでうなずいて微笑んで通り過ぎて行った。そよ風に吹かれたような素敵な気持ちだった。
 
 
皆さんの心遣いのお陰で軽度の脳梗塞も殆ど完治したので発病時を振り返るゆとりが出てきた。11月10日の朝に右顔面が歪み右手の握力が落ちているのに気がつく。《脳梗塞かも知れない》。だが脚は動くし頭ははっきりしているので、歩いて10分の広尾病院にも、タクシーで10分の日赤医療センターにも自力で行ける。友人たちはこれを聞いて呆れていた。《脳梗塞は救急車を呼べというのが鉄則だ、君は知らなかったのか》《知っていた、だが自分で動けるので安易に社会の公器である救急車を呼ぶべきではないと思ったから》《呆れたよ、大事に至らなかったから良かったというだけだよ》。友人の云う通りかも知れないが僕には僕の判断基準がある。僕は病院窓口での自己負担は3割なので病院の領収書から国庫の負担額を計算し、高額な後期高齢者医療保険料から差し引くと未だ僕は国庫に対して《貸し方》になっている。もし将来《借り方》になったとき僕はどのように対処するのか、これを今からきっちりとまとめておかなければいけないと思っている。世界一の長寿国などは誇りうることでも何でもない。
 
 
Lauburu | 東京で | 17:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2016/2/9

ジャズ界の天才チャーリー・パーカーが死んだのは僕が高校生のときだった。渋谷の大盛堂書店に行ってジャズ専門誌《Down Beat》誌を買って読む。極度の麻薬中毒で享年32歳が老人の身体だったという。麻薬というのは何か。後日、岩波書店発行の《阿片服用者の告 白:Tomas de Quincey》を読んで怖くなった。麻薬がもたらす精神の高揚と快楽が毒々しく描かれていたからだった。そのときに自分もボタンを掛け違ったらと思った のだった。
Lauburu | 東京で | 14:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2016/2/5

清原和博氏逮捕にあたって桑田真澄氏が:《報道で知って、ただただ驚いている。ウソであってほしいし夢であってほしいというのが今の正直な気持ち》と云ったと云う。僕は噓つきだと思った。PL学園時代に桑田氏は早稲田大学への推薦入学が決まっていて清原氏は巨人に入団するつもりでいた。しかし桑田氏は巨人入りを決め早稲田大学とPL学園に大恥をかかせ、裏切られた清原氏は西武に入団した。それ以降早大はPL学園への推薦入学制度を取り消してしまった。清原氏を弁護するつもりはないが、世渡りの下手な人間は小賢しい人間には敵わない。
 
 
清原氏が司直の手に委ねられた後でのメディアの有頂天の大騒ぎには呆れかえる。私生活や家族のことを暴き立てて何の役に立つのか。清原氏には思春期を迎える二人の子息がいるという。TVは将来のある若者を潰す気なのか。僕は40年の月給取り生活をしてきたのでよく分かる:《上司に好かれて良い子になって、 立派な地位を手にしよう》。だが社会的影響度の強いメディアがいま行っていることを語弊を承知で云えば、《劣情》に支配されていると云わざるを得ない。
 
Lauburu | 東京で | 20:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にて〜2016/2/2

穏やかな冬の日になったので秩父宮ラグビー場に日本選手権を観に行った。帝京大がパナソニックに49ー15で敗れたが立派な戦いだった。日本中の好選手を 集めて不足なら南半球から選手を集めるパナソニックが帝京大に負けるわけがない。帝京大は大学選手権で7連覇している。このような強い組織を作るのには多大な年月を必要とする。現役時代に僕が懼れていたのは強い組織を崩壊させるのには半年もかからないということだった。
 
 
池上彰氏のオイルシェールの解説をTVで聴く。思い出す。入社早々に栃木県で地質調査を担当した結果をレポートした。その中で僕は頁岩(シェール)の連続性がなく…と報告したら上司は役員会で頁岩をページ岩と読んで大笑いになったそうだ。もちろん僕は大目玉だった。最高学府を出た人間が頁岩を読めないなんて思いもしなかった。
 
Lauburu | 東京で | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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