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思うこと〜2016/3/30

トランプ氏が在日米軍の費用を日本が負担しなければ撤退も辞さないと云う。もっともな発言だし日本はどのように対応するのか。日本国論の四分五裂は目に見えるだけに僕はトランプ氏に興味津々だ。英国の有力紙がトランプは世界のリスクだと云っている。世界のリスク。ではプーチンや習近平の膨張拡大主義は実在のリスクではないのか。なぜトランプだけをリスクというのか。《面白きこともなき世を面白く》の信奉者の僕にはトランプ氏には興味津々だ。
 
 
《過ぎたるは猶及ばざるが如し》とは名言だ。脳梗塞のリハビリの運動のやり過ぎで右足の大腿部を痛めてしまった。では国会中継でも見るか。質疑応答の余白のなさ…余白とは裏に分厚い教養の存在を予感させるもの。俵屋宗達、尾形光琳、酒井田柿右衛門。では七宝の並河靖之の作品には余白はないと云う人がいるが、彼は余白を黒色透明秞で置き換えているだけで余白の意味は喪っていない。米国での会食で柿右衛門に詳しい人に訊かれた…《柿右衛門のニゴシテの白はどのように配合するのですか》。ニゴシテなどは僕が初めて聞いた言葉だったので論理的には意味をなさない《英語で云えばoff-whiteでしょう》。日本に戻って初めて《濁手》の深い意味をを知ったのだった。
 
Lauburu | 東京で | 12:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/3/28

トランプ氏が在日米軍の費用を日本が負担しなければ撤退も辞さないと云う。もっともな発言だし日本はどのように対応するのか。日本国論の四分五裂は目に見えるだけに僕はトランプ氏に興味津々だ。英国の有力紙がトランプは世界のリスクだと云っている。世界のリスク。ではプーチンや習近平の膨張拡大主義は実在のリスクではないのか。なぜトランプだけをリスクというのか。《面白きこともなき世を面白く》の信奉者の僕にはトランプ氏には興味津々だ。
 
Lauburu | 東京で | 10:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/3/26

日本の大手家電が総崩れだ。無能な経営者が元凶だが彼らを持ち上げたのは日本人の精神的風土に他ならない。日本のサラリーマンの生産性はフランスの半分だという。これは勤労者の責任よりも組織運営あるいは経営者の前近代性によるものだ。責任をとりたくないので責任逃れの稟議や会議に逃げ道を求める。会議の資料は社員が徹夜しても上司の意向を忖度してでっち上げる。会議でまとまらなければまた資料を書き直す。これを忠実に行う人間が急行券を手にする。さらに悪いのは子供がうるさいのでダラダラ会社にいて奥さんに任せっぱなし。植木等氏はどんな歌をうたうのだろう。僕は40年月給取りをしてきたが僕を尊敬する人も慕う人もほぼ皆無。馬鹿げたことは平然と反論、稟議無視、独断専行。当たり前だよね。でも日本はよい国だ。何もしなければこんな居心地の良い国はないだろう。間違ってもISに行こうなどと考えてはいけない。
 
 
サクラが開花し始める時期になったが今朝は冷え込んで小雪が舞っていた。昨日の朝は白金台の自然公園でウグイスが発声練習していたし松岡美術館のサクラは八分咲きだったのに。この人通りのない小径を歩くときいつも僕の前方をカツカツとヒールの音を立てて歩いて行く女性がいる。長身痩躯でブーツを履き、つばの広い帽子をかぶり、キルティングのハーフコートをウエストできっちりと絞るというスタイル。公園でストレッチングをしているときに初めて彼女の姿を正面から見た。40歳の後半だろうか、サングラスをかけて化粧っけはなし。だが醸し出す雰囲気は素晴らしい。スペインのTVキャスターで有名なイグルチブル女史。50歳くらいで名前からみてバスク人なのだろう。マドリードからサン・セバスティアンへの飛行機で彼女が一緒だったことがあった。全てが地味仕立てだが全体として強烈な自分を表現していた。人間は年をとったとき自分の総合力で何を表現するのかを深刻に考えなければいけないと感じ入ったのだった。
 
Lauburu | 東京で | 14:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/3/25

都知事の欧州大名旅行が話題になっている。その是非は僕には判断できないが、JALの経営はこのような親方日の丸需要で成り立っているのだと直感する。僕は裕福とは云えないが欧州に住む係累たちに会いに行くときにはビジネスクラスを利用する。料金は英国航空45万円、エールフランス40万円、JAL75万円。個人で運賃を払う人間が果たしてJALを選ぶだろうか。今の時代にCAが日本人だとか和食が供されるとかが選択肢になるのだろうか。僕は《否》だと思う。米国出張を繰り返していたときに庶務課が手配するのはJALだった。有名人が搭乗するとCAはベタベタサービスで他はそっちのけ。それ以後僕はサンフランシスコをハブにするときはユナイテッド航空、バンクーバーをハブにするときはカナディアン航空に切り替えた。JALの悪口ばかりを書いているのではありません。ANAも不遜な料金設定では同じ穴のムジナです。どこまで日本人をなめているのだろう。
 
 
泥臭いと敬遠されていたボラが食用として見直されているという。江戸前が豊かな漁場であったとき釣り好きの隣のHさんが毎週バケツ一杯のボラを釣ってきた。近所隣は誰もがもらおうとしない。ボラなどは食用にしなかったから。父はカラスミがボラの卵で貴重で美味な物と実物で教えてくれた。日本ではカラスミは高価でスペインでも同じだが価格は3分の一だ。面白いのはスペインではカラスミも色々あってボラのカラスミ(hueva de mujól)、メルルーサのカラスミ(hueva de merluza)、シイラのカラスミ(hueva de maruca)などがあって一番高価なのはシイラのカラスミだ。サルジニア島で印象的だったのはマグロのカラスミ(bottarga di tonno)のパスタだったが僕は日本のカラスミの方が美味しいかなと思ったのだった。
 
Lauburu | 東京で | 16:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/3/20

《今も残る失われた鉄道の痕跡を探し出し、かつてそこを走った列車に思いを馳せる…のが人気だという》
勝ちどき橋。小学校のとき晴れた日曜日に母が握ってくれた剥ぎで包んだおにぎりを持って自転車で勝鬨橋に行く。午前と午後に2度橋が開くのだった。60度くらいの角度だったろうか。新宿と月島を結ぶ都電11番。その線路と架線が橋と一緒に持ち上がるのだった。子供の僕には神秘で飽きもせず見入っていた。
 
 
奄美大島に《一村》という居酒屋があるのを偶然知った。奄美の茅屋で孤独死した田中一村に因んだものだそうだ。21歳のときだったろうか居酒屋で先輩から画集を見せられて:《これは誰の画だと思う》《アンリ・ルソーですよね》《…》。帰りに先輩から《君の感性はもっと柔軟だと思っていた。十把一絡げに軽薄な審美感でものを云ってはいけないんだ。田中一村の画だよ》。顔から火が出るほど恥ずかしかった。
 
 
Lauburu | 東京で | 12:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/3/18

《高校野球大会に出場する釜石(岩手が16日左腕の沢田一輝投手(2 年)が憧れの土《第88回選抜高校野球を踏んだ。2歳の時に右脚を切断し義足を着けている》
僕が小学校6年のとき次兄が高輪映画館(当時は高輪二本榎通りに存在していた)で《蘇る熱球》を見に連れて行ってくれた。オフシーズンに狩猟での事故で片足を失った大リーグの投手モンティー・ストラットンの再起の物語。結局は大リーグには復帰できなかったがその努力は感動的だった。家に帰る桂坂を次兄と僕は黙って下っていった。主役はJ・スチュアートとJ・アリソンだった。
 
 
参院予算委員会で民主党の白眞勲氏が平日に1日か2日学校を休んで祖父母の元に行っても出席扱いするという、独特の世代間交流や少子化対策を提案した。「子供を祖父母に預ければ、夫婦水入らず。少子化対策にも役立つ」と述べた》
僕は6人の孫がいて同世代では珍しい人間だ。確かに孫は可愛い。何故なのか。子供の養育責任があるのは両親であって祖父ではない。祖父は孫の可愛い面だけを見ていれば良いだけの無責任な存在なのだ。だから僕は頼まれない限り両親と子供の距離の内側に絶対に踏み込まないようにしている。親にとっては迷惑千万なことだろうから。経済大国の日本の予算委員会でこのような寝ぼけたような話をしていて良いのだろうか。
 
Lauburu | 東京で | 18:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/3/11

《横浜駅をターミナルとし、神奈川県内に路線網を持つ相模鉄道が座席に英・スコットランド製の本革を採用した通勤電車を報道陣に公開しました》 
日本も文明国になったものだ。子供の頃に電車に乗ると座席の布がカミソリで長方形に切り取られているのをよく見かけた。靴磨きに使うのに都合が良かったという。その時代を知っている僕は中国人の作法を嗤うことは出来ない。
 
《教員免許を持たない女性(55)が約32年間、山形県内の公立高で授業をしていた問題で、県教委は女性に支払った給与計約1億8000万円の返還を請求しない方針を固めた》
32年間発覚しなかったのは彼女が教師としての資質を持っていたのではなかったか。中学3年生を死に追いやった広島の教師とは正反対の人物ではなかったか。大学や資格の銘柄に欺されてはいけない。
 
 
《どうせ云っても先生は聞いてくれない》広島で亡くなった生徒の絶望的な言葉だ。小学校の2年生のときだった。屋上から校庭を見ると草むらのなかの鉄棒に ぶら下がっている女の子がいたので僕は図画のときにこれを描いた。遠近法など知るはずもない僕は前後に広がる草むらの中の女の子を正面からの視点で描い た。中年の女教師は《草が背の高さより高いはずないでしょ》《でもそう見えたんだもの》《バカバカしいいい加減にしなさい》と相手にもしてくれない。その 後も女教師は通信簿に僕の作文下手を指摘し続けたので親は本当に心配していた。救ってくれたのは次兄だった。《克っちゃんはオレの読んだルビ付きの佐藤紅 緑や大佛次郎を読んでいるので教師には分からんのだと思うよ。相手にすんなよ》。この一言は大きかった。
 
 
 
 
Lauburu | 東京で | 20:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/3/10

子どもの貧困対策のために寄付を募る「子供の未来応援基金」をめぐり、民主党の蓮舫代表代行は費用対効果の悪さを指摘した。2億円以上の税金を使って呼びかけているのに、集まった寄付は約2千万円、2億円を基金に入れれば良かったと訴えた》
一見もっともそうな意見だが政治家の発言ではない。日本人の自発的互助精神の欠如は衆知のことで、その他人への無関心をどう啓蒙改善するか、そのためにはどのような費用の使い方が妥当なのかを議論するのが政治家というものだ。何もしないで2億円を基金に入れろというのは中学校のホームルームのレベルだ。
 
 
《教員免許を持たない女性(55)が約32年間、山形県内の公立高で授業をしていた問題で、県教委は女性に支払った給与計約1億8000万円の返還を請求しない方針を固めた》
32年間発覚しなかったのは彼女が教師としての資質を持っていたのではなかったか。中学3年生を死に追いやった広島の教師とは正反対の人物ではなかったか。大学や資格の銘柄に欺されてはいけない。
 
Lauburu | 東京で | 15:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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