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思うこと〜2016/04/30

トランプ氏の爆走が止まらない。《面白きこともなき世を面白く》の米国版だ。カラスを鷺と云いくるめるロシアや中国に軽視されない強い米国の復活が主張の根本にあるようだ。米国は余計なことは止めよう、東アジアから手を引くべきだという。トランプ氏や米国のインテリ層は僕が若い頃に読んだ《Memoirs of Matthew Ridgway:リッジウエイ回想録》の記憶が色濃く残っていると思う。北朝鮮軍と中共軍が韓国を侵略したときに李承晩大統領は真っ先に南に逃げ、前線では韓国軍は逃げ出して米軍は孤立するという最悪の結果になった。連合軍総司令官のリッジウエイ大将は朝鮮半島西海岸の春川に強行上陸して侵略軍を南北に分断したのだった。だが米軍の犠牲は多大だった。東西冷戦で韓国が共産化されれば次は日本だというドミノを懼れたにだろう。だが今は違う。韓国が日本がどうなろうと世界を揺るがす出来事ではない。非難を覚悟で云えば僕はトランプ氏に大きな興味を持っている。《余談》:リッジウエイがマッカーサーの後任になったとき、若い美しい奥さんを膝の上に抱いた写真を公開して僕をビックリさせたが氏はその後離婚を繰り返して幸福な人生ではなかったらしい。しかし氏の回想録は高い評価を受けているのは事実だ。
 
 
偶然TVのチャンネルを切り替えていたとき、僕をプロ野球を見捨てさせた張本某が出演していた。世田谷の野沢竜雲寺の近くに住んでいた友人と駒沢球場で東映フライヤーズの試合をよく見に行った。張本某の傍若無人振りには呆れていたが苦手のインサイド攻めに会うと仁王立ちになって投手にこっちに来いというのだった。僕は野球が好きだがゴロツキを見たいわけではない。さよならプロ野球だった。TVの番組で張本某は勝手な屁理屈を並べ立て最後には《喝》といって得意顔。《喝》:森羅万象人知の及ばないものに対する禅の懼れの言葉だ。
 
 
 
Lauburu | 東京で | 15:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/04/21

大災害が起きるたびに僕は指揮命令系統の不備を痛感する。判断力と決断力を備えた指導者もいない。指揮命令系統や指導者の強化と云えば直ぐにファッショだ右翼だと騒ぎ立てる世論では無理もない。
 
 
15年ほど前だったろうか、三菱自動車のリコール隠しが明らかになったとき僕を含めて三人の月給取り生活が長いカーキチが集まって話を弾ませた。《三菱自動車の体質は変わらないだろうから三菱の車は買わない方が良いよね》《隠蔽体質というものは権威主義的組織で培養されるものなんだ》《会社ぐるみの権威主義は身体中に張り巡らされたリンパ腺が癌に罹ったようなもので死ぬまで治らない》《そういえば三菱自動車の初代社長は靖国に合祀されたお方の次男坊だったよね》《権威主義は必然なのかな》
 
Lauburu | 東京で | 12:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/04/18

敗戦間近のときだった。隣組とか国防婦人会とかが相互監視している怖い世間だった。気に入らない奥さんを皆でいじめていて泣いて謝っても虐め続けていた。僕は電信柱の陰でこわごわ見ていて家に帰ってからも震えていた。母に訊かれて説明すると:《こんな時こそ皆で協力しないといけないのに》とポツンと云った。高校生の時に国会図書館で《人が消えた》という本をみつけた。ナチドイツの兵糧攻めに苦しんだレニングラード市民の記録だった。《皆を明るくするために音楽会をしよう》《お腹がすいてラッパなんか吹けないよ》。音楽会が開かれ入場する市民の列にドイツ軍の迫撃砲が襲って《人が消えた》。僕は《自粛》という言葉を聞くと笑い出す。人の目を気にした《他粛》ではないのか。
 
 
熊本の地震では高齢者の犠牲者が多い。もし首都圏で直下型地震が起きたら僕のような単身の高齢者は真っ先にお荷物になるだろうから最善の自衛手段が必要だ。先ず絵が3枚掛かっている壁の傍のソファーを移動する。非常用の飲料水、食料、カセットボンベを点検。10日間は耐えられる。ただLPG駆動のホンダの非常用発電機は品薄で手に入らない。何とかしないといけない。そうだ僕は風呂が嫌いだからといって浴槽に水を張っていないのは間違いだった。トイレはどうするつもりだったのか。地震列島に住む僕たちは現在まで大災害を克服して生きてきた。だが原発事故を克服する手段は見つけてはいない。
 
Lauburu | 東京で | 18:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/04/16

3000本安打を目指すイチローが控え選手として打席に立つことが少ない。イチローは苦しいだろう。僕はマイク・ムッシーナを思い出す。彼はヤンキーズで20勝を挙げた年に偉業である生涯300勝を目前にしていたのに引退を表明した。《記録のために自分を安売りは出来ない》。世界の名門大学スタンフォードの経済学部を首席で卒業したムッシーナに相応しい言葉だ。僕はイチローとムッシーナを比較するつもりはない。人の生き方は千差万別だ。
 
 
熊本・阿蘇・大分と拡大する地震は観測史上前例がないらしい。日本には2000を越える活断層があるという。無限の可能性をはらんだ自然を相手に限られた知見を基にした原発安全論はあまりにも傲岸ではないのか。経済性に目がくらむことほど恐ろしいことはない。
 
Lauburu | 東京で | 13:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/04/11

賭博問題で大騒ぎだ。僕は博才がないので賭け事にはむかないと分かっているのでかけ事には縁がなかった。かけ麻雀、かけゴルフ、かけ高校野球など皆さんは一切しなかったと云いきれますか。聖人面するのはお止めになっては如何でしょうか。もっとお笑いなのは不倫問題への大騒ぎ。男女を問わずモテない人間のひがみだろう。30年近く独り身の僕に魅力を感じる女性は皆無。当たり前だ:《オマエには詩がないからだ》
 
Lauburu | 東京で | 12:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/04/10

待望のMLBが始まった。僅か13,000円でシーズン2430試合を観るためにPCとタブレットを総動員。僕が一番気になっているのはレッドソックスの投手の田沢純一で過去3年と同じようにチームは彼に頼り切っている。インターネットでBoston Herald紙のMichael Silvermanの記事を見つけた:《Tasking the
bullpen will hurt Red Sox》。記者は田沢の酷使はレッドソックスのためにはならないと云っている。  
では何故ボストンは田沢に年俸3億円しか払わないのか僕には理解不能だ。田沢は徒手空拳でMLBに挑戦して確固たる位置を築きあげた。日本の野球界は袖にされた腹いせに田沢に《尾羽うちからして日本に帰ってきても3年は遊んでやらないからね》という愚かな《田沢ルール》をつくった。
MLBで日本人が活躍するのは嬉しいが彼らは日本で一財産つくってからの《MLBへの挑戦》だ。福留、西岡、井川などMLBでは下世話な云い方をすれば《クソの役にも立たなかった》連中が日本に戻って億円単位の契約をする。いまだに井川がヤンキーズ・メディアの笑いものなのは、厳しい生活を強いられるマイナー球団に落ちてもNYの高級コンドミニアムに住んでのうのうと生活していた結果だという。
 
Lauburu | 東京で | 13:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/4/8

むかし先輩の相談を受けたことがあった。戦前に帝国陸軍立川飛行場の整備拡張のときに周辺の土地が強制収用された。その強引さによって周辺の民間の土地の道路付けが悪くなって利用価値がなくなってしまい困っているとのことだった。収用を拒めば即《非国民》のレッテルを貼られた。
新国立競技場の建設にあたって高齢者の多数が霞ヶ丘住宅から追い出され、今度は明治神宮野球場を2020年の大半を接収するという。オリンピックという錦の御旗日の丸を振りかざすのは戦前の帝国陸軍とどこがちがうのか。そのうち反対者は《非国民》扱いされるのだろう。子供のころにこんな言葉があった《ホシガリマセン カツマデハ》
 
 
脳梗塞は殆ど完治したと思えるが僕には疑いが残る。まず頭を確かめる:当てずっぽうに《沈黙の春》《森の生活》《あしながおじさん》《アレキサンドリア四重奏》《歎異抄》の作者は誰だ。すらすら出てくるので先ずは合格。右手は箸を自由に使えるが巧緻性に欠けている。一番気になるのが右足の筋肉が以前のように自由に操れない。加齢を考えるとこれからは自分との戦いが続くのだろう。脳の劣化をどのように防ぐのか。一つ楽しみが増えた。
 
Lauburu | 東京で | 13:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/4/6

むかし先輩の相談を受けたことがあった。戦前に帝国陸軍立川飛行場の整備拡張のときに周辺の土地が強制収用された。その強引さによって周辺の民間の土地の道路付けが悪くなって利用価値がなくなってしまい困っているとのことだった。収用を拒めば即《非国民》のレッテルを貼られた時代だった。
新国立競技場の建設にあたって高齢者の多数が霞ヶ丘住宅から追い出され、今度は明治神宮野球場を2020年の大半を接収するという。オリンピックという錦の御旗日の丸を振りかざすのは戦前の帝国陸軍とどこがちがうのか。そのうち反対者は《非国民》扱いされるのだろう。子供のころにこんな言葉があった《ホシガリマセン カツマデハ》
 
Lauburu | 東京で | 13:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

思うこと〜2016/4/4

走りすぎ歩きすぎで右大腿部の付け根を痛めたので昨日の早朝に久し振りに自転車に乗った。神宮外苑で不思議な思いをした。視界が開けて新宿のビル群が見える。国立競技場がなくなったためだ。ここには何も建てないで欲しいなぁ〜。帰りに青山墓地の満開のサクラ並木を通ってまたビックリ。あの無様な場所取りブルーシートも屋台もないし異臭を放つゴミの山もない。禁止されたのだろうが当たり前だ。僕は飲べえだが故人が静かに眠る墓地で酒を飲むほど不見識ではない。昔は《何事ぞ花見る人の長刀》と云ったそうだが、最近は《何事ぞ花見の酒の馬鹿騒ぎ》だよね。昔の日本は貧しかった。花見の時期での憂さ晴らしの無礼講は許されたのだろう。だが今は違う。発想を変えなければ。
 
Lauburu | 東京で | 16:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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