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恵比寿にてー2016/09/26

MLBの東地区で終盤の生き残りをかけているオリオールズの名将ショーウオーター監督印象的な言葉がある:《マネージャーの私は黒子なのだ。選手が力を発揮できる環境をつくり、選手には力を発揮できる役割をあたえる。組織運営にはマネージメントが必要なこともある、だがマネージしないことが最高のマネージメントの場合もあるということを理解する必要がある》。僕はこの言葉を聞いたとき《オレの人生観は間違っていなかった》という裏付けを得たのだった。今日の朝、レッドソックスとオリオールズの放送のゲストの林修氏がショーウオーター氏の哲学の素晴らしさをたたえていたのを聞いたとき、林修氏は僕並みのMLB通だなと思ったのだった。ただNHKの間抜けさ加減は、林修氏の解説の後で直ぐにむかしショーウオーター氏が監督哲学を述べたVTRを流したことだった。林氏の鼻白んだ表情が印象的だった。

 

優勝争いをしているボストンの試合を観るために午前2時にインターネットを点ける。異様な雰囲気で全員が黙祷をしている。イチローの同僚の投手のJosé Fernandezが事故死したという。享年24歳。日本ではなじみがないが今後MLBを背負って立つ逸材だった。スタンドのあちこちでRIPJoséのプラカードが見えた。日本人の感覚に置き換えれば喩えは悪いがダルビッシュや田中や前田が急に消えてしまったという感じだろう。僕は深夜にむかし見たエバ・ガードナーとハンフリー・ボガートの《The bearfoot contessa》を思い出した。嫉妬に狂った夫に射殺された美貌の伯爵夫人の冒頭の埋葬のシーンだった。氷雨の降る中で傘をさして墓標を見つめるボガート。墓碑銘は《Requiescant In Pace  Ché sará sará:安らかに眠り給え 人間万事塞翁が馬》

Lauburu | 東京で | 13:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

恵比寿にてー2016/09/21

マドリードからロンドンへの機内でイスラム教徒の女性が隣になった。朝食は先ず彼女に特別食が提供されるがほとんど菜食メニューだ。ただ不思議だったのはバターだった。これは良いのか。僕に運ばれたトレイのバターを見たとき容器のデザインが違っていた。英国への入国カードを記入するために彼女がパスポートを開いたとき写真は頭にヒジャブを着けたものだった。男性がパスポートを申請するとき顔や頭に何かを着けた写真は御法度だ。イスラムの女性のヒジャブは万国共通の不可触の神聖なものだと初めて知ったのだった。

 

 

蓮舫氏の二重国籍が問題視されている。僕の6人の孫たちは全て二重国籍だ。この問題は個人の《自己同定》に解を求めなくてはいけないと思う。僕はアイデンティティーという曖昧な言葉ではなく《自己同定》という。《自己同定》とは自己を分析認識し、己が森羅万象の如何なる位置に存在するのかを考察することにある。二重国籍という事実は該当者にとっては非常に難しい《自己同定》だと思う。僕は思う。《オレは論理的に自己同定をしたことがあったか》

Lauburu | 東京で | 15:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

イルンにて2016/09/02

《日本経済新聞社の26〜28日の世論調査で、内閣支持率が62%と今月9〜11日の調査より4ポイント上昇した。60%台に乗せたのは2014年9月の内閣改造直後の調査以来。不支持率は5ポイント低下の27%だった》

インターネットの時代になって国民は主要新聞の論調を飛び越したのだろう。中韓を意識して何を云っているのか分からないのに飽き飽きしたのだろう。社会の木鐸を標榜しても所詮は月給取りの世界の出来事で、40年の下積み月給取りをしてきた僕には内情は手に取るように分かる。僕は学生時代に国会図書館に足繁く通って昭和17年以降の新聞を読みあさった。見事な《軍国日本行け行けドンドン》だった。時代が変われば手のひら返しになるのは目に見えている。それが月給取りの出世の王道だから。僕は英語とスペイン語が読めるのでインターネットを利用すれば新聞は必要ない。誇り高き大新聞よ《Quo vadis》

 

《安倍晋三首相は2日朝、内閣官房に設けた「働き方改革実現推進室」の開所式で訓示し、室長の杉田和博官房副長官や職員約30人に「『モーレツ社員』の考え方が否定される日本にしていきたい」と述べた》

「働き方改革実現推進室」の発想は根本から勘違いしている。《働かせ方の改善》が急務なのに。手持ちの戦力を使って如何に効率よく成果をあげるか:同じ成果をあげるための残業は照明代、トイレの水道代の無駄遣いだとコスト意識を徹底する:そのための業務ルーティーンの絶えざる改善:自分の考えを伝えての権限委譲(これは本当に怖い。責任をとる覚悟でスタッフを信じるほかはない)。社会に根付く打算に基づく滅私奉公の精神を崩すのは高学歴の正規社員ではないのは確かだ。

Lauburu | スペインで | 20:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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