2017.04.17 Monday
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闘牛にもフラメンコにも関心がない人間が、1975年に食べたタパスの味が忘れられなくて、2002年にスペインに来てマドリードからバスクの街イルンへと…
その生活で頭に浮かんだことの用途のない備忘録
2017.01.28 Saturday
サルバドール・ダリがヒトラーを評して言った言葉がある:《ヒトラーは凄いやつだ。俺はキチガイの振りをしているだけだが、ヤツは本当のキチガイだからだ》。僕はトランプは票欲しさでアホの振りをしているのだと思っていたが本当にアホだった。
脳梗塞を経験して《高齢者は明日も生きていると思うのは間違いだ》と思った。発病から1年半経って署名の字が書けるようになったので公正証書遺言をつくることにした。公正証書の実効性が初めてわかる。何しろ微に入り際にわたり厳密なのだ。ボケる前に気がついて良かったとつくづく思う。
トランプが執務室のカーテンを金色にした写真を見て思う。ヤボテン(谷保天)とはこうゆうことだよねと。だが再び思う。東京には谷保天満宮、亀戸天満宮、湯島天満宮があって最も歴史があるのは国立市の谷保天満宮だ。造りが質素なので江戸っ子はトランプ流キンキラキンの亀戸天や湯島天に比べてヤボテンと云ったらしい。道真公はどちらを好むのだろうか。
2017.01.23 Monday
米国を考える。衛星が撮った米国の夜景を見ると明るい地帯と暗い地帯がはっきりと分かる。これが民主党と共和党の勢力図に一致する。日本の自称知識人たちは明るい地帯の知識で論を立てている。それは間違いだ。トウモロコシやむぎ畑が広がるパンケーク地帯といわれる米国中西部にほっぽり出された僕はトランプの《インチキ人民富国論》を民衆が支持するのは理解出来る。僕は思う。トランプ氏の主張は日本の左派勢力の偏狭な主張との相似形だなと。
欧州ではフランス、オランダ、ドイツの右派勢力が声高になり始めた。リベラルを標榜する米国のメディアを無視するトランプ大統領がリベラルにあらずば反知性だというくびきを外してしまったからだろう。僕は右翼を唾棄すべき存在と思っている。反面で危惧してきたのは世界の情勢を無視して現実離れした観念で理想論を語るリベラルこそが右翼を醸成することだった。
稀勢の里が19年振りに日本人横綱になるというので日本中が湧いている。素敵なことだ。僕は相撲が国際化した結果だと思う。ウインブルドンで英国人(スコットランド人)のアンディー・マレーが頂点に立ったのは77年振りだったし、ツールドフランスではベルナール・イノーが勝って以来32年フランス人は頂点に立っていない。スポーツの世界では《We are the first》などと云って欲しくない。
2017.01.11 Wednesday
小池都知事の都議会議員候補の選抜試験に2000人が集まったという。試験問題を見て驚いた。僕は完全に落第だからだ。だが僕には自分の哲学がある。組織のリーダーには別の資質が要求されるのでペーパーテストで一時選別するのは如何な物かとは思う。だが僕は小池氏の行動を否定しない。このような常識の確認をしていたら、憲法第4条を無視して天皇に直訴状を差し出した山本太郎や下品な色気過剰の下西小百合や出腹を売り物にした杉村太蔵は事前に排除されていただろうから。
僕が現役時代のことだ。役員の担当替えのときに12ヶ国の大使公邸の集合住宅の管理責任者に指名された。僕の最初の行動は1961年に発効した《外国関係に関するウイーン条約》を読むことだった。仰天した。大使館や公邸は治外法権そのものだった。大使や家族そして公用車の運転手までが公邸の敷地に入れば日本国の法律は及ばない。ある大使公邸で子供の火遊びで小火が出たときだった。大使か夫人の許可を得なければ僕も消防も傍観するだけだ。このときに公邸管理人の上原氏(敢えて名前をだしたのは感謝のしるしです)が大使夫人と早急に連絡を取ってくれたのが大事を回避したのだった。ソウルやプサンの日本の公館の前の慰安婦像はウイーン条約違反なのは明白だと思う。国際条約違反の韓国に毅然として対応しなければ世界の失笑を招くだけだ。
2017.01.10 Tuesday
2017.01.06 Friday
花園の高校ラグビーの準々決勝の試合の合間に箱根駅伝にチャネルを切り替える。首位をゆく青学の7区の選手がブレーキを起こして苦痛の表情。慌ててラグビーに切り替えた。高輪に住んでいたときには毎年1区と10区のレースを見ていた。ある年に首位をゆく早稲田のランナーが泉岳寺の近くで失神状態で走っていた。伴走車のジープに乗った故中村清監督が《頑張れぇ〜。ゴールは近いぞぉ〜》と絶叫し、後ろに立った詰め襟の学生2人が右手に握った角帽を上下に振りながら《都の西北ぉ〜くぅ〜》と応援歌を歌う。駅伝とは何という過酷なものか思ったのだった。数分後に中央大の長身のランナーが現れた逆転は出来なかった。
友人たちと横浜の中華の桃源で新年会を計画していたが、2人が転倒などで脊柱の圧迫骨折で計画は中止。メールで僕に:《キミも気をつけたほうが良いよ》。彼らは奥さんが居るが僕は一人だ。もし骨折をした餓死しかねない。インターネットでN社の冷凍食品《気配り御膳》を12食を注文した。
20日のトランプ大統領の所信表明が楽しみだ。僕は彼が名大統領になるような予感がする。世界の先進国が迷宮に入って出口が見つからない(impasse)状態のとき、《平時に乱を起こす》人物を時代が要求したのではないか。